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2009年9月30日

蒼天航路(そうてんこうろ) -Sōten Kōro- 第26話(最終話) 「 心の闇 」


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蒼天航路(そうてんこうろ) -Sōten Kōro- 第26話(最終話) 「 心の闇 」 ストーリー

曹操と袁紹が互いの命運を賭けて激突した『官渡の大戦』は、緒戦、突如現れた奇獣の面を付けた関羽の猛攻で、袁紹側の顔良軍は劣勢となった。顔良が殺されたと知った兵たちは、ただ敗走するだけ。劉備と張飛も、撤退を余儀なくされた。

まもなく、袁紹側の大船団の前に、曹操がわずか3千ほどの兵と共に現れた。これを見た袁紹は、文醜に5千の兵で討つよう命令。劉備と張飛も、袁紹に参戦を願い出て、曹操の追撃が始まった。

文醜は、撤退する曹操の軍を見つけて、勢い付いた。だが、追っ手が近づいたと知った曹操は、思わぬ作戦に出る。曹操側は、3千の兵のうち2百名の兵を、2回に分けて本隊から分離させたのだ。この分離した兵の中に曹操がいる可能性があると見た文醜は、それぞれ千名ずつの兵で、百名の曹操兵を追撃させる。

この時点で、文醜軍3千に対し、曹操軍は2千8百。この後、曹操側は、さらに3百の兵を分離させた。だが、この戦いの目的が曹操の首を獲ることだと考えた文醜は、兵を半分に分け、自らは黄河に向かう2千5百の曹操軍を追撃。文醜は、退路がない曹操を必ず倒せると考えた。

ところが、曹操は、猛進してきた追っ手を挟み撃ちにして、あっさり文醜を倒し、さらに堤防を破壊して、文醜兵を全滅させてしまった。

一方、2度目に分離した曹操兵の中に加わっていた関羽は、反転して、迫る文醜兵を斬りまくっていた。曹操に、劉備を殺すよう命じられ、乱世が収まったら政〈まつりごと〉で腕を振るうように、と告げられていた関羽は、完全に心を乱していた。張飛は、そんな鬼神のような関羽を見つけ、全身に怒りをたぎらせて襲いかかった。


2009年9月23日

蒼天航路(そうてんこうろ) -Sōten Kōro- 第25話 「 白馬津 」


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蒼天航路(そうてんこうろ) -Sōten Kōro- 第25話 「 白馬津 」 ストーリー

曹操と袁紹が黄河を挟んで一触即発の状況になる中、劉備に曹操暗殺の密勅が下されたとの噂が広まった。これを耳にした袁紹は、わずか十数騎で曹操の追っ手から逃げ延びてきた劉備を迎える。

そんな中、許都で、皇帝・劉協の叔父ら漢王朝の重臣たち七百人が皆殺しにされたとの話が伝わった。皇帝の血筋、中山靖王の末裔を自認する劉備は、本営にいる兵士たちを集めて欲しい、と袁紹に頼み込む。そして、見渡す限りの兵士たちに、大義が自分たちにあることを明かした上で、曹操打倒の檄を飛ばした。袁紹の兵士たちは、劉備の熱弁に酔い、袁紹軍の士気は一気に高まった。

まもなく、曹操討伐の先陣となった劉備は、将軍・顔良と共に黄河を渡り、白馬城を攻略することになった。怒涛の勢いの袁紹軍は、たちまち将軍・劉延が守る白馬城の門前に殺到する。

城の陥落が時間の問題だとあきらめかけていた劉延は、曹操軍の旗を掲げて進撃してきた援軍を見て、ホッと胸をなで下ろした。軍の先頭を進む人物を見た劉備、張飛らと顔良軍の兵士は、ア然。その男は、なんとたてがみのある奇獣の面をつけていたのだ。

顔良は、たじろぐ兵士たちにハッパをかけて応戦するが、奇獣面の男は、縦横無尽に兵を動かして、顔良軍をなぎ倒した。男が青龍偃月刀を持っているのを見た顔良は、その見事な太刀さばきに顔色を変える。何かを感じた劉備は、奇獣面の男に襲いかかろうとする張飛を見て、身をもって止めさせた。

やがて、男が顔良を一刀両断にするのを見た劉備と張飛は、それが関羽だと気づいた。


2009年9月17日

蒼天航路(そうてんこうろ) -Sōten Kōro- 第24話 「 投降と遁走 」


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蒼天航路(そうてんこうろ) -Sōten Kōro- 第24話 「 投降と遁走 」 ストーリー

曹操暗殺の密勅を持ったまま許都を脱出した劉備が向かった先は、徐州の下ヒ城だった。徐州の民衆に人気のあった劉備は、たちまち勢力を拡大。曹操の命を受けてやって来た徐州刺使を殺害したため、曹操と劉備は、永遠に袂を分かつことになった。

一方、皇帝・劉協を動かして劉備の持つ密勅の効果を消した曹操は、夏侯惇らわずかの手勢を連れ、袁紹の一大拠点・黎陽に乗り込んでいた。袁紹側の将軍・顔良と会った曹操は、直接宣戦を布告。これにより、曹操と袁紹が覇を争う"官渡の戦い"の幕が切って落とされた。

そんな折、曹操の元に、賈クと張繍が投降してきた。曹操にとって、この2人は、嫡子・曹昴を殺した憎き敵。だが、曹操側の怒りを知った上でやって来た不敵さと知力を評価した曹操は、2人の投降を許可した。

袁紹との天下分け目の戦いを前に、曹操が動いた。行く先は、袁紹と同盟を成立させた劉備のいる徐州。この曹操の大軍の急襲に驚いた劉備は、小沛城にいる家族、下ヒ城にいる関羽を残して遁走していた。

小沛城を包囲した曹操は、単騎で劉備の嫡子・劉冀に迫った。劉冀は、父・劉備を生かそうと、夫人と共に自決する決意を告げる。曹操は、そんな劉冀の命を助け、次の行動に移った。曹操の真の目的は、下ヒ城に籠城する関羽だったのだ。

包囲する大軍の中に曹操を見つけた関羽は、真っ先に劉備の生死を質した。そして、劉備が全てを放り出して遁走したと知った関羽は、討ち死に必至の戦いをする覚悟を固めた。だが、曹操の背後に劉冀の姿を認めた関羽は、驚愕。天下の才、天下の度量を民のために使え、と迫られた関羽は、ついに曹操に投降したのだった。

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